13:36 25-01-2026
テスラモデルSが米国横断初の完全自律走行を達成
2024年型テスラ・モデルSが、米国を横断する初の完全自律走行を達成した。チームは悪天候にもかかわらず、58時間で4,958キロを走破し、一度も人間が操作することなく目的地に到達した。
記録走行の詳細
ロサンゼルスからニューヨークまでのルートは、2017年にテスラが約束しながら実現していなかったデモンストレーションを実質的に具現化したものだ。降雪によるバッテリー効率の低下で平均速度は時速102キロに留まった。充電に10時間以上を要した点は、長距離電気自動車移動がいかにインフラに依存しているかを浮き彫りにしている。天候の制約があったにもかかわらず、フルセルフドライビング(FSD)システムは人間の介入なしに全行程を完走した。
予期せぬ出来事とFSDの課題
報告書によれば、参加者の一人が車外に出たため90分間の迂回を余儀なくされるなど、特異な状況も発生した。チームは意図的に操作を回避し、FSDに経路調整を任せた。この事例は、公式にはレベル2に留まり、常にドライバーの監視を必要とする現行システムの実態を如実に示している。規制当局の審査や批判に直面しつつも、テスラはFSDの改良を続けている。
FSDの展望とテスラの計画
今回の記録走行を受け、テスラは完全自律技術の開発に注力している。主な応用先はサイバーキャブ・ロボタクシーであり、2026年4月に生産開始を予定している。しかし、同社のこれまでの経緯を踏まえると、スケジュールは変動する可能性が高い。