21:18 27-01-2026

2025年欧州自動車市場の分析:ブランド別販売動向と成長率

2025年の欧州自動車市場は、新車登録台数が1327万台に達し、前年比2.4%増加した。しかし、真の注目点はブランド間の勢力変動にある。このデータは欧州自動車工業会(ACEA)が発表したものだ。

フォルクスワーゲングループは、欧州で357万台の登録台数を記録し、前年比5.1%増と、依然として圧倒的な首位を維持している。フォルクスワーゲンブランド自体が大きく貢献したほか、シュコダやクプラも成長を支えた。特にクプラは35%以上の伸びを示している。

alfaromeo.com

ステランティスは189万台で2位をキープしたものの、グループ全体の販売台数は約4%減少した。同グループ内では、フィアットとオペルが最も大きく落ち込んだ一方、アルファロメオは30%以上の成長を記録した。

ルノーグループは3位につけ、販売台数を5.9%伸ばした。ダチアやアルピーヌを含む全ブランドがこの成長に貢献している。特にアルピーヌは、低いベースから140%以上の急成長を遂げた。

成長率が高かったブランドとしては、BMW(+5.1%)、SAICモーター(+24.9%)、そして特にBYDが目立つ。BYDは欧州での販売台数を268.6%増加させ、年間で最も高い成長率を記録し、都市型電気自動車セグメントでの競争を激化させている。

逆に、テスラは大きく落ち込んだ。同社の販売台数は26.9%減少し、主要ブランドの中でも最も急激な下落の一つとなった。トヨタ、ボルボ、マツダ、ジャガー・ランドローバーも顕著な減少を記録している。

2025年の結果は、欧州市場がハイブリッドと電気自動車の幅広いラインナップを持つブランドをますます支持する一方で、従来のリーダーの地位がもはや揺るぎないものではなくなっていることを浮き彫りにしている。