03:32 01-02-2026
東風汽車、ミュンヘンにデザインセンターを開設し欧州戦略を推進
東風汽車はミュンヘンに自社のデザインセンターを開設し、グローバルな研究開発ネットワーク構築における重要なマイルストーンを達成した。1月29日に行われた公式開所式は、中国の自動車大手が欧州への戦略的拡大を進めていることを示している。
新センターは東風の統合グローバルプラットフォームの一部となり、中国(武漢、上海)に既存するスタジオに加え、ドイツにも拠点を置くことになる。同社によれば、ミュンヘンスタジオはM-HeroやVoyahなどのブランド向けプロジェクトに注力し、欧州の顧客の嗜好やニーズに合わせたデザインを開発していく。
東風は、ミュンヘンを選んだ理由について偶然ではないと強調している。バイエルン州の州都は、世界有数の自動車デザイン・エンジニアリングのハブとして知られているからだ。同センターはクラウドソリューション、VR/AR技術、AIツールを活用し、協業の効率化と開発の加速を図る。デザイン業務に加え、ミュンヘンスタジオはグローバルなマーケティングやブランド戦略にも貢献し、新市場への製品適応を迅速化する役割を担う。
この動きは、東風のプレミアムセグメントにおける存在感を強化し、欧州での地位を高めるもので、品質と美学の高水準に焦点を当てている。欧州にデザインセンターを開設することは、自国市場を超えた拡大への本格的な取り組みを示している。欧州のトレンドを意識したM-HeroやVoyahモデルの開発は、EUでの拡大成功の鍵となる可能性がある。