04:18 12-02-2026
ドーナツラボが固体電池の実証動画を公開、業界の疑問に応える
フィンランドのDonut Labは2月20日から、固体電池の動作を実証する一連の動画の公開を開始すると発表した。同社は以前、エネルギー密度400Wh/kg、10分未満での充電、最大10万サイクルの寿命を報告していた。
開発者によると、独立した試験結果の公開が遅れたのは外部要因によるものだという。従来の技術報告書の代わりに、段階的な動画発表形式を選択し、電池の主要特性を披露する計画としている。
この戦略には疑問の声が上がっている。電気自動車業界では、こうした主張は通常、密度、充電速度、劣化に関する正確なデータを記載した公式な実験室文書で裏付けられる。報告された400Wh/kgという数値は、2026年に期待される量産車向けソリューションの大半のパラメータを大幅に上回っており、懐疑的な見方を生んでいる。
さらに、Vergeモーターサイクルの比較的小さな納入量を考慮すると、主張されている1GWhの生産能力にも疑念が生じている。一部の専門家は、真の技術的ブレークスルーが存在するなら、メディアキャンペーンよりも単純な数値を公表する方が説得力があると考えている。