21:02 12-02-2026
ルノーと吉利の提携がもたらす産業連携の新たな可能性
ルノーと吉利(ジーリー)の提携は、従来の産業連携の枠を超えている。両社はプラットフォームと生産施設を共有し、新市場への進出を進めているが、専門家はこれを長期的な戦略的転換と見ている。
ルノーが中国市場から撤退したことで、同社は電気自動車技術開発の主要拠点への直接的なアクセスを失った。カルロス・ゴーン氏によれば、中国を離れることは、技術的な近接性と新プラットフォーム創出への影響力を失うことを意味する。
2021年、ルノーと吉利はハイブリッドおよびガソリン動力システムの開発に焦点を当てた合弁事業を設立した。さらに、ルノーの中国研究開発センターは、吉利のGEAプラットフォームを活用し、欧州市場以外に向けた新たな電気自動車とプラグインハイブリッド車を開発している。デザインはフランス側が担当する一方、技術基盤はパートナーから提供される。
この協業の一例が、韓国で展開されるグランド・コレオスだ。このモデルは吉利の車種を基盤としている。ブラジルでは、吉利がルノーの現地子会社に少数株主として出資し、そのインフラを活用している。
アナリストは、プラットフォームに対する支配権が、2026年に登場する新車の未来とブランドの戦略的自律性を形作ると指摘する。吉利がより大きな影響力を得る可能性については、即時の計画というより、長期的なシナリオとして捉えられている。