12:30 04-03-2026

新型セレナe-Power、マレーシア市場で5グレード展開

日産のミニバン、セレナの6代目がマレーシア市場にデビューした。新モデルは5つのグレードで展開され、価格は154,800リンギットからとなる。

前世代のC27型と比較して、新C28型セレナの最大の変更点はe-Powerパワートレインの採用だ。このシステムでは、1.4リットル自然吸気直列3気筒ガソリンエンジン(HR14DDe)が発電機として機能し、98馬力と123Nmのトルクを発生させる。このエンジンは、前席間のフロア下に配置された1.77kWhのリチウムイオンバッテリーを充電する役割を担う。

その1.77kWhバッテリーは、163馬力と315Nmのトルクを出力する電動モーターを駆動し、前輪を動かす。従来のC27型セレナは、2.0リットル自然吸気直列4気筒ガソリンエンジン(MR20DD)を搭載し、150馬力と200Nmのトルクを発揮。CVTを介して前輪を駆動し、2.6馬力・48Nmのモーターがスタータージェネレーター兼エネルギー回生装置として補助するマイルドハイブリッド構成だった。

新モデルでは、エコ、スタンダード、スポーツの3つのドライビングモードが用意され、それぞれ回生ブレーキのレベルが異なる。

シャシー面では、新型セレナe-PowerはSUVを基に改良されたフロントサスペンションと、20%剛性を高めたアンチロールバーを採用。これにより、ボディロールや横揺れがより効果的に抑制される。さらに、サスペンション部品の剛性は50%向上し、摩擦制御とステアリングシステムの剛性改善により、ドライバーが必要とするステアリング修正がC27型セレナに比べて23%減少した。

内装では、新型セレナe-Powerの上位3グレードに、デュアル12.3インチディスプレイを備えたインストルメントパネルが導入される。1つはメータークラスター用、もう1つはタッチスクリーンの日産コネクトインフォテインメントシステム用だ。このシステムはワイヤレスAndroid AutoとApple CarPlayに対応し、後席の乗客は14インチのエンターテインメントモニターを利用できる。