15:53 07-03-2026
MG 2: 新型コンパクト電気自動車コンセプトの詳細と欧州市場戦略
MGは7月に開催されるグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードで、新型のコンパクト電気自動車コンセプトを初公開する予定だ。生産モデルは「MG 2」と名付けられる可能性が高く、全長4メートルのハッチバックとして、MG 4アーバンの下位に位置づけられる。競合車種にはルノー5、BYDドルフィンサーフ、そして近く登場するフォルクスワーゲンID.ポロが挙げられる。
MGはこのモデルを2027年末までに発売する計画だ。駆動方式は前輪駆動となり、MG 4アーバンに採用されているE3プラットフォームをベースにすることが見込まれる。バッテリーオプションとしては、標準的な42.8kWhユニットに加え、寒冷地での性能向上と安全性を高めた新開発の半固体電池が検討されている。
MG 2プロジェクトは、親会社であるSAICの欧州市場拡大戦略の一環だ。MGブランドは今後2年以内に最大18モデルまでラインアップを拡充する可能性がある。新型車は欧州向けの独自デザインを採用し、MGの英国デザインセンターが開発を担当している。
MGの計画には欧州での現地生産開始も含まれており、中国製EVに対する高い関税を考慮すると重要な動きとなる。MG 2は現地組み立ての最初の候補の一つになる可能性がある。
一方、MGは上位セグメントでの存在感も強化している。大型ハイブリッドクロスオーバーの「S9」は今年後半に登場が予想され、すでにユーロNCAPの文書に記載されている。
ハイブリッド車の販売が伸びる中、MGの英国EV市場シェアは昨年23%減少した。コンパクトなMG 2と刷新されたラインアップにより、手頃な価格帯の電気自動車に対する消費者の関心を再び高めたい考えだ。