07:18 09-03-2026

フォードのEV割引でコスト削減、欧州での電気自動車購入を支援

フォードは、政府支援プログラム「Auto+」を活用し、欧州での電気自動車販売を積極的に拡大している。同社は独自の追加割引として4,500ユーロを発表し、実質的に政府の補助金を買い手向けに倍増させた。

ディーラー割引と合わせると、総額で約1万ユーロの節約になる可能性がある。このレベルの支援により、EVのコストが大幅に削減され、2026年の低価格車セグメントでの競争力が高まる。

補助金制度は「電気、経済的、欧州製」というEEE原則に基づいている。電気自動車は自動的に政府支援の50%を受ける。価格が3万5,000ユーロ未満の場合、さらに25%が追加される。欧州での組み立てや欧州製バッテリーの使用に対しては、追加ボーナスも用意されている。

プログラムの具体例として、新型フォード・ピューマGen-Eが挙げられる。この電気クロスオーバーは欧州で生産され、価格は3万5,000ユーロを下回り、プログラムの要件をすべて満たしている。政府支援とフォード独自のボーナスにより、基本モデルの価格は約2万4,000ユーロまで下がる可能性がある。

直接割引に加え、同社は買い手向けの特典パッケージも拡充している。「Power Promise」プログラムの下で、フォードは5年間の無料サービス、最大8年間または16万キロメートルのバッテリー保証、24時間365日のロードサイドアシスタンスを提供する。約1,000〜1,210ユーロのCAE証明書や地域支援プログラムによる追加節約も見込まれる。

フォード創立50周年を記念したプロモーションでは、古い車両を下取りする際に約1,250ユーロのボーナスも付与される。プログラムの公式申請は、2026年春に政府公報で条件が公表された後に開始される見込みだが、支援は1月1日以降に購入された車両に対して遡って適用される。

これらの大幅な割引は、自動車メーカーが電気自動車への移行を加速させるために、いかに強力に取り組んでいるかを浮き彫りにしている。電気クロスオーバーの価格が実際に低価格ガソリンモデルに近づけば、市場は新たな成長期を迎える可能性がある。