10:33 14-03-2026
ロータスの現状と将来展望:吉利支援下での変革
イギリスの自動車ブランド、ロータスは現在、厳しい局面を迎えています。販売台数は伸び悩み、将来は中国のコングロマリット、吉利(ジーリー)からの支援に大きく依存しています。経営陣は戦略の転換を図り、ロータスを世界規模のスポーツカーメーカーへと変革しようとしています。
歴史的に、このブランドはモータースポーツでの実績と創業者コリン・チャップマンの技術革新によって名声を築きました。しかし、その高い評価は販売台数の大幅な増加にはつながっていません。吉利による買収以降、同社は大規模な変革に着手しています。
現在、中国はロータスの発展において極めて重要な役割を果たしています。武漢工場ではEletreとEmeyaのモデルを生産しており、2025年前半の納車台数の約半分は中国市場向けでした。
以前は完全電動化を目指していましたが、戦略は見直されました。新型のEletre X Hybridは、電気自動車、レンジエクステンダー、プラグインハイブリッドの要素を組み合わせたハイブリッドシステムを採用しています。この変更は市場の需要変化を反映したものです。
ロータスは事業の再構築も進めています。同社はイギリスで最大550人の雇用削減を発表し、Lotus Technologyの下で業務を統合しています。経営陣は、2026年モデルの新車やハイブリッド車の投入がブランドの世界的な地位強化に貢献すると期待していますが、戦略の成否は主に中国での需要次第となりそうです。