ウラド・コマロフ

中国で苦戦のBMW、次世代BMW iX3で巻き返しへ—Neue Klasseと現地デジタル戦略

中国で減速するBMWが、Neue Klasse第一弾の次世代BMW iX3で巻き返しに挑む。2026年中盤発売、現地開発のデジタルと価格・技術・走行性能の最適化で競争力を強化し、アジア市場の注目モデルへ。中国市場の中核モデルに据え、地場メーカーとの競争に挑む動きも解説。アナリストはブランド下支え役として高く評価。

Tarantas NewsをGoogleの優先ソースに追加

BMWは、最大市場である中国で販売の減速に直面している。2025年の1〜9月の納車台数は前年同期比で11.2%減となり、第3四半期も0.4%の小幅なマイナスにとどまった。巻き返しの切り札として同社が据えるのが、Neue Klasseの第一弾として登場する次世代BMW iX3だ。

オリバー・ジプセCEOは、iX3を中国市場の中核を担うモデルに位置づける考えを示した。発売は2026年半ばに予定され、中国で開発されたデジタルソリューションを幅広く採用するという。さらにこの電動クロスオーバーについて、価格、テクノロジー、走行性能のバランスを競争力の源泉として磨き込む方針も強調している。

アプローチは現実的だ。ソフトウエアを現地志向で仕立て、Neue Klasseの中心に据える新しい電動SUVを投入することで、中国で変わりつつある消費者の期待に真正面から応えようとしている。狙いどおりの実装が進めば、iX3はBMWにとって勢いを取り戻すきっかけになり得る。

アナリストは、地場メーカーとの競争が激しくなる中でiX3がブランドの下支えとなり、アジア市場で2026年の最注目モデルの一つに数えられると見ている。

press.bmwgroup.com