01:31 19-03-2026
ルノーがメガーヌE-Techの電池判断ミスを認め、技術戦略を転換
ルノーは、電気自動車メガーヌE-Techの開発において判断ミスがあったと認めた。グループの技術責任者フィリップ・ブリュネによれば、同社は電池の化学組成を早すぎる時期に決定してしまったという。それはモデルが市場に投入される4年前のことだった。結果として、この電気自動車は発売時点で、特に充電性能に関して、部分的に時代遅れとなってしまった。
メガーヌE-Techは、LGエナジーソリューション製のNCM(ニッケル、コバルト、マンガン)電池を採用している。ルノーはすでに方針を転換しており、最終的な技術選定は、車両の発売2年前を切るまで行わないこととした。
同社は、業界の急速な進歩には柔軟性が求められると指摘する。あまりに早く決定を下すと、販売開始前にさえ車の魅力が失われる可能性があり、これは他の欧州メーカーも直面した問題だとしている。
メガーヌは2026年に更新を受け、LFP電池への切り替えが予定されている。同時に、ルノーは「ハイエナジー」と「アフォーダブル」の2つの電池ラインを開発中だ。エネルギー密度は2030年までに段階的に向上させる計画で、CTB(セル・トゥ・ボディ)技術の導入も含まれている。これは電池セルをボディ構造に直接組み込むことで効率を高める技術である。
この事例は、バッテリーや技術が従来の車両特性と並ぶ重要な要素となりつつある、新車市場の急速な進化を浮き彫りにしている。