12:02 22-03-2026

2026年モデルで航続距離が最も長い電気自動車トップ5

電気自動車(EV)の議論において、航続距離は依然として中心的な論点だ。現代のEVは確かに速く、静かで、メンテナンスも少なくて済むが、購入者が最も気にするのは走行距離である。2026年モデルとして米国市場で公称航続距離が最も高い5モデルをまとめた。

トップはルシッド・エア・グランドツーリングで、最大512マイル(約824km)をうたう。この電動セダンは118kWhのバッテリーを搭載し、100マイルあたり約24kWhという印象的な効率を発揮する。この結果はバッテリー容量だけでなく、空力性能の高さにもよる。抗力係数は0.197Cdと優秀だ。

2位はシボレー・シルバラードEVのマックスレンジ仕様。このピックアップは最大493マイル(約793km)を走るが、それを実現するのは215kWhという巨大なバッテリーだ。効率は100マイルあたり約42kWhとかなり低い。これは「バッテリーを大きくすれば航続距離は伸びる」という力技のアプローチと言える。

B. Naumkin

ルシッド・グラビティ・グランドツーリングは、市場で最も航続距離の長い電動SUVだ。123kWhのバッテリーで最大450マイル(約724km)を達成し、消費電力は100マイルあたり約28kWh。メーカーは7人乗りのフラットフロアを維持しながら、十分な航続距離を実現した。

リビアンR1Tデュアルモーター(マックスパック)は最大420マイル(約676km)をカバーする。このピックアップは推定149kWhのバッテリーを使い、消費電力は100マイルあたり約35kWh。メーカーは高エネルギー密度セルを採用し、重量を急増させずに航続距離を伸ばしている。

トップ5の最後を飾るのはテスラ・モデルSのAWDバージョン。100kWhのバッテリーで最大410マイル(約660km)を走る。これは100マイルあたり約26kWhという良好な効率によるものだ。興味深いことに、このモデルはリスト中で最もバッテリー容量が小さいが、優れた空力特性がその差を補っている。

注意すべきは、公称値と実走行値には差が出ることがある点だ。気温、運転スタイル、速度、さらにはホイールサイズも最終的な結果に直接影響する。それでも、今日のEVは1回の充電で400〜500マイル以上を自信を持って走れる。これはほんの数年前には達成不可能と思われていた基準だ。