14:46 15-11-2025
米国でトヨタが大規模サービスキャンペーン、タンドラとレクサスにエンジン不具合
米国発の最新オートニュース。トヨタは、タンドラと関連するレクサスのモデルを対象に大規模なサービスキャンペーンを開始した。対象は米国市場で販売された計126,691台にのぼる。内容は看過できないもので、一部のエンジンから製造過程で生じた金属粉の痕跡が確認され、エンジン作動に支障をきたし、最悪の場合は走行中に突然ストールする恐れがあるという。たとえ発生頻度が低くても、走っている最中に起きれば肝が冷える類の不具合で、ドライバーの信頼は一気に揺らぐ。
SPEEDME.RUが米国運輸省道路交通安全局(NHTSA)の情報として伝えたところでは、トヨタのエンジニアは修理手順の最終調整を進めており、承認が下り次第、販売店での対策作業が始まる見込みだ。作業費用はオーナー負担なし。対策内容を素早く固め、費用もメーカーが持つという判断からは、問題を先に潰しにいく意図が透ける。看板ピックアップが絡むだけに、この割り切りは理にかなっているし、ユーザー心理を落ち着かせるうえでも効果的だ。