12:20 17-11-2025

家族向けハイブリッドSUV5選: ツーソン、フォレスター、CR-V、RAV4、スポーテージを総点検

ヒョンデ・ツーソン

ヒョンデは2025年型の新型ツーソンを公開。パワートレーンは当初からガソリンとハイブリッドの2本立てだ。インテリアは現代的で、最新のインフォテインメントのおかげで日々の操作もすんなりこなせる。背の高いドライバーでも、運転席・助手席ともに体格を問わず楽に収まるスペースがあるのも好ましい。後席を倒せば荷室は1100リットルまで拡大し、使い勝手は上々。全体として抜かりなくまとめられているという印象だ。

スバル・フォレスター

信頼性と快適性で知られるスバルらしく、最新のフォレスターもハイブリッドと従来型ガソリンの2種類を用意。キャビンは長距離でも乗員がくつろげるよう配されている。荷室は838リットルと、日々の家族の用事には十分な容量だ。過度な演出を避けた落ち着きあるアプローチは、今も変わらず魅力的に映る。

ホンダ CR-V ハイブリッド

作りの良さと機能性で定評のあるホンダらしく、CR-Vもその流れを受け継ぐ。伝統的なガソリンモデルとハイブリッドの2本立てで、細部まで丁寧に仕立てられているため家族の週末旅行から毎日の足まで幅広くこなせる。ラゲッジは最大1112リットルと余裕たっぷりで、かさばる荷物にも対応。実用性をきちんと磨き込んだ選択肢だと感じる。

トヨタ RAV4 ハイブリッド

高い信頼性と製品力で知られるトヨタの文脈に、新型RAV4ハイブリッドもしっかり連なる。ハイブリッドのパワートレーンは優れた燃費と頼もしさのある走りを両立。室内の快適性も高く、シートを倒せば荷室は1060リットルに達し、大きな荷物の積み込みも容易だ。他のモデルが目標にしたくなるような完成度という印象を受ける。

キア・スポーテージ ハイブリッド

新型キア・スポーテージは2026年モデルでリファイン。キャビンデザインを刷新し、操作系や安全面を見直し、素材の質感も引き上げてきた。ファミリーユースでも乗員は快適に過ごせ、荷室は976リットルを確保。アップデートによって日常での扱いやすさと全体の一体感が一段と高まったと受け止めた。