06:35 24-04-2026

マセラティMCXtrema、最終号車が納車され生産完了

マセラティは、サーキット専用ハイパーカー「MCXtrema」の生産を完了し、62台目で最後の個体が米国の顧客に納車された。この車両は特別な仕様を持ち、タンパでのプライベートイベントで披露された。

MCXtremaは公道走行が不可で、サーキット使用のみを想定している。今回の個体はオーナーの要望に合わせて設計され、軽量化のために助手席を撤去し、テレメトリーシステムや迅速なピット停車用の装備が追加された。

パワートレインは3.0リッターV6「ネッツーノ」エンジンを搭載し、730馬力を発生。リア駆動で、シーケンシャルレーシングギアボックスと組み合わされる。カーボンファイバーモノコックにより車重は約1300kgに抑えられ、ディフューザー、リアウイング、スタビライザーを含む大規模な空力性能と、フルアジャスタブルサスペンションを備える。

開発プロセスでは200時間以上のテストを実施し、公道規制に縛られることなくトラック性能の最大化に集中した。MCXtremaはマセラティのこれまでで最も過激なプロジェクトであり、モータースポーツ用途を目的としている。こうした車両は、ブランドのイメージを高め、技術力を示すものだ。