14:04 24-04-2026

紅旗が北京モーターショーで垂直離着陸可能なコンセプト車「天工」を公開

北京モーターショーで、紅旗(ホンチー)がまさかのコンセプト車「天工(Tian Gong)」を公開した。垂直離着陸が可能な未来的なモビリティで、単なる自動車を超えた存在だ。これは同ブランドが都市型エアモビリティ分野に参入する試みといえる。

コンパクトなカプセル形のボディは滑らかで光沢を持ち、四隅にローターを備える。デザインは極めてミニマルで、空力性能と先進技術に重点を置いている。

B. Naumkin / Tarantas.News

Tarantas.Newsの記者によると、紅旗は従来の自動車の枠を超え、新たな方向性を模索している。販売減少を受けて、2026年以降、同ブランドはさまざまなフォーマットや技術を積極的に試しており、この動きは理にかなっている。

「天工」の最大の特徴は垂直離着陸が可能なことで、現代のeVTOLコンセプトに近い。キャビンは完全密閉型で、パノラマガラスと自動運転重視の設計が光る。見た目はドローンと高級輸送カプセルを融合させたようだ。フロントには紅旗おなじみのアイコニックなライトラインがボディ全体に走る。

B. Naumkin / Tarantas.News

このプロジェクトは明らかに自動運転と将来の都市エコシステムへの統合を狙っている。コンセプトながら、紅旗が新たなニッチ分野にどこまで踏み込むつもりかがうかがえる。1958年に党エリート向けの高級車メーカーとしてスタートした同ブランドは、今やテクノロジー企業へと変貌を遂げようとしている。