14:10 25-04-2026

デンツァD9ミニバン改良新型、3画面ディスプレイと超急速充電採用

改良新型デンツァD9ミニバンは、エクステリアの変更を抑えた仕上がりとなった。ハイブリッド仕様のDM-iにはグリルに旗を模した新しいクロームアクセントが採用されたが、シグネチャーライトやバンパーのデザインは据え置き。興味深いのは、これまで独自のフロントデザイン(縦ルーバー)を採用していた電気自動車バージョンも、ブランドの販促資料で同一スタイリングを採用している点だ。どうやらメーカーはラインナップ全体の外観統一を目指しているようだ。

© B. Naumkin for Tarantas.News

ボディサイズは全長5250mm、全幅1960mm、全高1900mm、ホイールベース3110mmで変更なし。ツートーンカラーも引き続き選択可能だ。

室内は大幅なアップデートが施された。新型D9は3画面構成のデジタルメータークラスターを新採用。ダッシュボードは従来の滑らかな曲面から直線基調のミニマルなデザインへと変更されている。ステアリングホイール、エアコン吹き出し口、センターコンソール、トリム素材も一新。最上位グレードではレザーと本木目があしらわれる。

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象徴的な3列シート、セカンドロウのキャプテンシートはそのまま。アームレスト内蔵のコントロール、個別テーブル、フロントシート背面のマルチメディアスクリーン、天井の追加ディスプレイなど、充実した装備が乗員を迎える。パワースライドドアや後席用大型パノラマルーフも標準装備となる。

パワートレインも改良された。ハイブリッド、電気自動車の両バージョンに新型リン酸鉄マンガンリチウム「ブレード2.0」バッテリーを採用。超急速充電に対応し、10%から70%までわずか5分、10%から97%までは9分で充電可能。氷点下20度でも20%から97%まで12分で充電できる。

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ハイブリッド版は1.5リッターガソリン発電機(156ps)と270ps+61psの2つの電気モーターを組み合わせる。バッテリー容量は66.5kWh。EV走行距離は最大400km(CLTC)で、平均燃料消費率は6.35L/100km。電気自動車版は1モーター(462ps)と2モーター(462ps+95ps)を用意。115kWhバッテリーを搭載し、航続距離は750〜800km(CLTC)に達する。