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EXEED EX VISIONとX-Concept:北京モーターショーで公開された未来のクロスオーバーとミニバン

© B. Naumkin for Tarantas.News

エクシードEX VISIONは6人乗りのクロスオーバーで、特徴的なリアドアを採用している。このドアは進行方向と逆に開く、いわばロールスロイス式。エレガントな印象を与えつつ、乗り降りもスムーズだ。さらに、後輪操舵システムを搭載し、取り回しや駐車がしやすくなっている。アクティブサスペンションも備え、路面に応じて車高を調整し、快適な乗り心地を実現する。

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メーカーは、EX VISIONに先進運転支援システムを搭載するとしている。それを示すのがルーフ上に設置されたライダーセンサーで、周囲をスキャンして車両の空間認識を助ける。つまり、このクロスオーバーはスタイリッシュなだけでなく、高いインテリジェンスも備えているというわけだ。

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北京ショーでエクシードがもうひとつ披露したのが、まったく異なるアプローチによるコンセプトモデル「X-Concept」だ。流麗なミニバンで、伝統的なクルマというより宇宙カプセルのような印象。デザイナーが目指したのは、自動運転に最適化されたクルマづくりである。

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X-Conceptの特徴は、上方に大きく開くドアだ。これにより車内へのアクセスが容易になる。室内は前席2つと後席にワイドなシートが1つあるだけ。開放感と最大限の乗り心地をもたらす。

なによりも際立つのが、ステアリングホイールやペダル、シフトレバーといった操作装置が一切ないこと。すべてオートパイロットが処理する。つまりこのコンセプトは、自律走行車の未来をはっきりと示している。メーカーはこれを将来の自動運転車の旗艦と呼び、その技術への注力を強調している。

詳細な技術情報は限られているが、両コンセプトはエクシードが近い将来に目指すデザインとテクノロジーの方向性を明確に伝えている。これらは単なるクルマではなく、革新性とスタイル、快適性を融合した真のエンジニアリング作品だ。