19:15 28-04-2026
アーベンス調査:EVの経済性は向上も、セグメントや国で差
アーベンスの「カーコスト指数2026」によると、電気自動車の経済性は高まっているが、全セグメントで均一ではない。この分析では、減価償却費、メンテナンス費、エネルギー費、税金、保険料を含む総保有コストを考慮している。
欧州では、EVは多くの国でコスト競争力を持ちつつある。30カ国を対象とした調査では、小型車セグメントで17カ国、コンパクトクラスで19カ国、ミッドサイズクラスで16カ国でEVの方が安価だ。この傾向は南欧数カ国でも強まっている。
しかし、ドイツは事情が異なる。コンパクトセグメントでは、EVの月間平均コストは887ユーロで、ガソリン車よりわずか8ユーロ安い。小型車クラスでは、EVが759ユーロに対しガソリン車は717ユーロとEVの方が高い。ミッドサイズクラスでも、ガソリン車が月約40ユーロ有利だ。
ドイツでの車所有コストは平均906ユーロ。EVは約890ユーロで、エネルギー費の低さが最大のメリットだが、減価償却費が最大の負担となっている。
調査結果は、最も経済的な電気駆動車が現実的な選択肢になりつつあることを示すが、そのメリットはセグメントや使用条件に依存する。