南ア向けフォード・レンジャー/エベレスト、2.3 EcoBoost導入とV6ディーゼル拡大
南アフリカでフォード・レンジャー/エベレストがパワートレイン刷新。2.0ビターボ廃止し298hp・452Nmの2.3EcoBoost+10速AT採用、専用セッティングで日常域の俊敏さ向上。3.0V6拡大、2.0単ターボ改良継続、XL/XLTも変速設定見直し。2026年上期登場予定の最新情報、詳細解説。
Fordはレンジャーとエベレストのパワートレイン陣を順次見直している。南アフリカでは、欧州やオーストラリアで先行していた動きに合わせ、2.0 EcoBlueビターボディーゼルが段階的に姿を消す。その後継として搭載されるのは、298 hpと452 Nmを発生する2.3 EcoBoostガソリン。変速機は10速ATで、現地の走行環境に合わせた専用セッティングが施される。切り替えの狙いは日常域での俊敏さ。緻密なチューニングからは、上質さを損なわずに地域の嗜好へきちんと寄り添う姿勢が読み取れる。実用域での扱いやすさに直結するポイントを押さえた選択だ。
同地域では3.0 V6ディーゼルの展開も広がり、単ターボの2.0ディーゼルは継続。こちらには新設計のタイミングチェーンが与えられ、XLおよびXLT向けのトランスミッション設定も見直される。低回転からの粘りを重視する層には強力なディーゼルの選択肢を残しつつ、加速感やスロットルのレスポンスを求めるドライバーにはガソリンという明快な受け皿を用意した格好だ。刷新されたレンジャーとエベレストは、2026年上半期に登場予定。