13:01 02-05-2026
2026年型ランドローバー・ディフェンダーに燃料タンクのリコール - 衝突時の火災リスクに注意
ジャガー・ランドローバー北米は、2026年モデルのランドローバー・ディフェンダーSUVの一部をリコールすることを発表した。関係者によると、今回のリコールは米国市場およびその連邦領土向けに生産された車両が対象で、製造上の欠陥がある燃料タンクが搭載されている可能性があるという。
問題のタンクは、スロバキア・ロゾルノにあるOPモビリティの工場で製造されたものだ。JLRの説明によれば、インレットチェックバルブ周辺のタンク壁が規定よりも薄くなっている恐れがある。日常走行で即座に漏れが生じるわけではないが、衝突事故が起きた際に燃料が漏れ出し、発火するリスクを高める要因となる。
JLRがこの不具合の可能性を認識したのは2026年3月27日、サプライヤーからの報告を受けてのことだった。発端は、ディフェンダー用タンクが最終リークテストで不合格となったことにある。その後の調査で、同じテストを一旦はクリアした他のタンクからも材料異常が発見された。今のところ、この欠陥に関して保証請求やオーナーからの報告は一切受けていないとのことだ。
ディーラーへの正式通知は2026年5月7日頃に出され、オーナー宛てのリコール案内は遅くとも6月19日までには発送される見込みだ。対策内容は明快で、不具合のあるタンクを仕様に適合した新品へ無償交換するというものだ。JLRは交換部品が正しい仕様を満たしていることを確認済みであり、サプライヤー側も2月以降、より厳格な品質管理を実施している。
ロシア市場で購入を検討している層にとっても、このアドバイザリーは看過できない情報だ。米国から2026年モデルのディフェンダーを輸入した場合は、ランドローバーの公式ポータルサイト、または米国NHTSAのデータベースで車台番号(VIN)を照会するのが賢明だろう。高級オフローダーを選ぶ際には、装備レベルや走行距離ばかりに目を奪われず、未処理のリコールが無いか確認する習慣をつけることが、結局は賢い買い物に繋がるのである。