00:19 04-05-2026

次世代BMW 7シリーズ・プロテクション、2027年登場のVR9認証装甲セダン

BMWは次世代7シリーズ・プロテクションの最終調整を進めている。この装甲セダンはすでに最終開発段階にあり、2027年の登場が見込まれる。

標準の7シリーズにはスタイリングのリフレッシュが施されたが、防護バージョンはあえて目立たない外観を貫いている。これこそがコンセプトの要だ。銃撃や爆発に耐える性能を持ちながら、あくまで控えめであることが求められる。

新型はVR9認証を取得し、オプションで民間最高クラスのVPAM10にも対応する。標準装備として、自動防漏式燃料タンクやヒーター付き防弾ガラス、インターホン、全ドアからの緊急脱出機構を採用。さらに、外気導入換気システム、自動消火装置、補強ランフラットタイヤ、専用の警告灯やサイレンも標準で備わる。追加装備としては、双方向無線機や追加ストロボライトなどが用意され、ニーズに応じて選択可能だ。

そしてこの防護性能は、当然ながら大幅な重量増をもたらす。先代の内燃機関モデルは車重が約4トン、電動のi7プロテクションに至っては5トン近くに達していた。新型では、ガソリン仕様にV8のMパフォーマンスチューンが与えられ、旧760iエンジンから置き換えられる見通しだ。

BMWはこの市場を明確に見据えている。装甲車両には、政府機関や富裕層からの安定した需要が存在する。控えめなルックスと一切妥協のない防護性能という組み合わせが、7シリーズをセグメントの指標的存在に押し上げているのだ。