18:34 05-05-2026

GM、2025年世界販売455万台で6位:自動車業界の勢力バランスがアジアへシフト

ゼネラルモーターズ(GM)は2025年、世界販売約455万台を達成し、自動車メーカー別ランキングで第6位となった。母国市場では盤石の地位を築くGMだが、世界に目を転じると、急拡大を続ける中国勢などに押され、後れを取っている。

首位のトヨタは1,100万台超を販売。以下、フォルクスワーゲン・グループ、ヒョンデ・モーター・グループが続き、トップ5にはステランティスと、電動化ラインナップを武器に急接近する中国のBYDが食い込んでいる。

GMはBYDに次ぐ形で、フォードや吉利汽車(ジーリー)、ホンダ、スズキを抑えた。台数を支える主力はシボレー・ブランドで、キャデラックはより特化した役割を担う。米国市場では、GMがトップセラーの座を堅持。2025年通期の販売は約6%増の285万台超と、地元での強さを改めて印象づけた。

フルサイズピックアップトラックとSUVの分野でも、GMは数十年にわたり王者の地位を守り続けている。とはいえ、北米では底堅さを見せる一方、世界全体ではアジア系メーカーとの競合が一段と激しさを増している。

こうしたGMの立ち位置は、自動車業界の勢力バランスがアジアへとシフトしつつある構図を映し出す。上位陣に食らいつくには、思い切った電動化戦略とグローバルな販売網の拡大が不可欠だ。今後、BYDをはじめとする中国メーカーとの競争は一層激化する見通しである。