13:47 09-05-2026
極端な温度が電気自動車とハイブリッド車の性能に与える影響をAAAが検証
米国自動車協会(AAA)は、極端な温度が電気自動車(EV)とハイブリッド車(HV)に与える影響を検証した。テストは、南カリフォルニア自動車クラブの自動車研究センターと共同で実施された。
テストには3台のEVと3台のHVが使用され、外気温-7℃、+24℃、+35℃の条件下で走行。車内温度は常に+22℃に保たれ、冷暖房が燃費や航続距離、ランニングコストに及ぼす影響が評価された。
最も顕著だったのは低温の影響だ。-7℃では、HVの燃費が22.8%悪化。EVの場合、MPGe(ガソリン換算燃費)は35.6%低下し、航続距離も+24℃時と比べて39%も減少した。
一方、高温時の影響は比較的穏やかだ。+35℃ではHVの効率が12%低下したのに対し、EVは10.4%の効率低下、航続距離は8.5%の減少にとどまった。
AAAの試算によれば、自宅充電が主体であれば、冬場でもEVはHVより1,000マイル(約1,610km)あたり36.19ドル安く済む。ただし、公共充電を頻繁に利用する場合、EVは逆に86.26ドル高くなる。クルマ選びの際には、気候、走行ルート、充電環境が重要な判断材料になると同協会は指摘している。