16:21 14-05-2026

タクシードライバーがEVに切り替えると年間最大1万ユーロのコスト削減

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電気自動車(EV)に切り替えると、タクシードライバーは大幅なコスト削減が期待できる。例えば、ディーゼル車で年間約8万7000kmを走行するドライバーの場合を考えてみよう。

平均燃費が6.5L/100km、ディーゼル価格が1リットルあたり約1.6ユーロであれば、年間の燃料費は約1万ユーロになる。さらに、定期的なオイル交換、フィルター交換、排気後処理装置のメンテナンス、ベルト交換、ブレーキ作業などが加わる。修理によるダウンタイムや減価償却費を含めると、年間の総費用は1万7000〜1万8000ユーロに達する。

一方、EVの消費電力が約15kWh/100kmであれば、コストは大幅に低くなる。自宅充電の場合、年間の電気代は約1300ユーロ。急速充電をサブスクリプションプランで利用すると約4800ユーロ、混合シナリオなら年間約3000ユーロだ。

EVのメンテナンスも安価だ。オイル交換は不要で、フィルター類も少なく、ターボやクラッチ、内燃機関特有の複雑なシステムもない。メンテナンスと減価償却費を考慮すると、タクシードライバーは年間最大1万ユーロの節約になる。

それでも、一部のプロドライバーはEVへの切り替えに躊躇している。航続距離への不安、充電時間、自宅にガレージがないこと、購入価格の高さなどが懸念材料だ。中小企業向けに車両を選ぶ場合、重要なのは初期費用ではなく、車両のライフサイクル全体における総所有コストだ。