04:02 18-05-2026
ランボルギーニ・ウラカン・エボRWD ヴェルデ・マンティス 自然吸気V10搭載車
ランボルギーニ・ウラカンは新型テメラリオに世代交代したが、だからこそ自然吸気V10を積んだ後期型の存在感が増している。そんな一台が今、米国で販売中だ。2021年式のウラカン・エボRWDで、カラーは印象的なヴェルデ・マンティス。実売価格からは考えられないほど高級感あふれるルックスだ。
ボディはランボルギーニらしい鮮やかなグリーン。そこにブラックのアクセント、光沢Yスポークホイール、大型リアウイングが映える。ブレーキキャリパーもグリーン。見た目は正にショーカー級だが、すでに約23,000マイル(37,000km)を走行している。
インテリアはネロ・アデ(ブラック)を基調に、グリーンのステッチ、アルミペダル、レッドのアクセント、ヘッドレストにはランボルギーニのエンブレム。運転席には多少の使用感があるが、カバーをかけられて眠っていたわけではないスーパーカーとしては普通のコンディションだ。
このモデルの最大の魅力は後輪駆動であること。ウラカン・エボRWDは先代のLP 580-2を引き継ぐ存在で、5.2リッター自然吸気V10を搭載。最高出力は601馬力。全輪駆動のエボ(631馬力)には及ばないが、後輪駆動ならではの純粋で活発なキャラクターが味わえる。
0-60mph加速は3秒強、最高速も全輪駆動版に匹敵する。パフォーマンス的には、ランボルギーニ・ステラートなどの特別仕様車に肉薄するが、オフロードスタイルではなく低全高のクラシックなプロポーションを保つ。
価格は244,980ドル、約2180万ルーブル。決して安くないが、米国で約40万ドルからスタートする新型テメラリオと比べれば、自然吸気V10を求める人にはほぼ現実的な選択肢に見える。
ウラカン・エボRWDが興味深いのは、いわばランボルギーニの旧派スタイルを体現している点だ。すなわち、ノンターボエンジン、後輪駆動、派手なカラー、そして過度な電動化の未来を演出しない姿勢。新型テメラリオはより速く、より現代的だが、この緑色のウラカンは、徐々に失われつつある感情に訴えかける一台である。