18:37 18-05-2026
Polestar、年間10万台の販売を目指し新型EV投入へ – Volvoと差別化した独自路線
Polestarは本格的な成長に向けて準備を進めているが、単なるVolvoの別ブランドになるつもりはない。CEOのMichael Lohscheller氏は、よりメインストリームなセグメントに進出しても兄弟ブランドとの重複を懸念していないと語る。
その目標は野心的だ。2025年の世界販売台数約6万台から、年間10万台への引き上げを目指す。そのために、Polestarは多くの新型車を投入する予定だ。今後3年間で、フラッグシップのPolestar 5、Polestar 4クロスオーバー派生のワゴン、Polestar 2の後継モデル、そしてコンパクトSUVのPolestar 7が登場する。このうちPolestar 7はVolvoとプラットフォームを共有する。
ここでの大きなリスクは明白だ。ラインナップが拡大すると、プレミアムでスポーティなイメージを維持するのが難しくなる。しかしPolestarは、差別化はバッジ以上のものだと主張する。Lohscheller氏は、独自のデザイン、シャシーチューニング、そして明確なドライビングキャラクターに賭けている。同氏によれば、Polestarは大衆向けの車を造るのではなく、より特別なモデルを創り出したいと考えている。
次世代Polestar 2は極めて重要だ。2020年に発売されたブランド初の量産車は、20万台以上の販売実績を誇る。今、Polestarはそのオーナーを引き止める必要がある。テスラ・モデル3を意識した新型セダンは、革命ではなく進化型と位置づけられ、成功した部分を継承しつつ新しい技術を追加する。
買い手にとっては、Polestarがワゴン、コンパクトSUV、セダンといったより一般的なボディスタイルへと移行しつつ、Volvoとよりパフォーマンス重視のEVの間のニッチを維持しようとしていることを意味する。成功の鍵は、ドライバーがプレスリリースで読むだけでなく、実際に路上でその違いを感じられるかどうかにかかっている。