06:38 19-05-2026
トヨタがミッドサイズピックアップの後部座席の快適性向上のためにリクライニング可能にする特許を出願
トヨタは、ミッドサイズピックアップトラックの最大の欠点のひとつである、後部座席の狭さと直立した姿勢を改善するかもしれない。同社は、セカンドロウのシートバックを通常のピックアップよりも大きくリクライニングできるシートデザインの特許を出願した。
問題は、エンジンルーム、キャビン、荷台という伝統的な3ボックスレイアウトに起因する。キャビンの壁が後部座席のすぐ後ろにあるため、シートバックはほぼ垂直に近い角度を強いられる。SUVやクロスオーバーでは後部座席の乗員はよりリラックスした姿勢を取れるが、ミッドサイズピックアップでは、作業用の直立した座り心地を我慢しなければならないことが多い。
トヨタのアプローチは、単にキャビンを延長するというものではない。特許が示すのは、後部シートバックと荷台の前壁の間に、隠れた空洞を設けるというものだ。この余分なスペースにより、シートバックをさらに後ろに倒すことができる。
外から見ると、このシステムは目立たないように設計されている。特許図面には、開口部を閉鎖しつつシートを動かせるようにするレールやパネル、カバーが描かれている。また、荷台からの騒音や dirt、ゴミがキャビンに侵入するのを防ぐ対策も施されている。
この解決策は、特にトヨタ・タコマに適しているようだ。フルサイズのタンドラはすでに後部足元空間が十分だが、ミッドサイズピックアップは依然としてスペースに悩まされている。そしてタコマは、仕事用だけでなく、ファミリーカーとして街乗りやロードトリップ、日常の通勤にも使われることが多い。
今のところ、これはあくまで特許に過ぎない。トヨタはこのデザインが実際に量産されるかどうかを明らかにしていない。自動車メーカーはしばしば、生産ラインに乗ることのないアイデアを特許化する。とはいえ、その理屈は明らかだ。ピックアップはますます多用途になっており、後部座席の快適性はもはや後回しにできないテーマなのである。