08:56 19-05-2026

BMW M3 CSハンドシャルター:473馬力のマニュアルモデル登場

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BMWがG80型M3の最後を飾る特別仕様車として、ピュアリスト歓喜の一台を用意した。SPEEDMEの報道によれば、その名はM3 CS Handschalter。軽量FRセダンに6速MTを組み合わせたモデルだ。

「Handschalter」とはドイツ語で「手動変速」の意味。その名の通り、四輪駆動もオートマチックも持たない、まさにピュアリスト向けのM3 CSだ。販売は米国のみで、欧州での発売は未定。

M3 CSをベースにしながら、性格は一味違う。標準M3比で20kgの軽量化を達成。オプションのカーボンセラミックブレーキを選べば、その差は34kgに拡大する。さらに、ダンパーやスプリング、スタビライザーを強化し、サーキット志向のシャシーチューニングを施す。車高はM3 Competitionより6mm低くなっている。

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搭載されるのは3.0リッター直列6気筒ツインターボ。最高出力は473hpで、これは先代のAWD+AT仕様のM3 CSより69hp低い。出力を抑えた理由は燃費ではなく、信頼性にある。BMW Mは、マニュアル車のトルク容量を考慮し、あえてパワーを制限している。8速ATのほうが高トルクに対応できるためだ。

出力は抑えられたが、パフォーマンスは依然として高い。0-60mph(96km/h)を4.1秒、最高速は180mph(約290km/h)をマークする。

M3 CS Handschalterの外観は、イエローのデイタイムランニングライトやデカール、カーボンファイバー製パーツが特徴。ボディカラーはグリーン、ブラック、レッド、パープルの4色を用意。室内にはカーボンファイバー製バケットシートを標準装備する。

米国での価格は103,750ドル(約95,500ユーロ)から。次世代M3は2027年に登場予定で、初のEVバージョンが設定される。ただし、ガソリンエンジンのM3も継続され、直6エンジンはユーロ7対応へのアップデートが行われる。