20:53 19-05-2026

メルセデスAMG、新型GT 4ドアクーペ公開:軸方向磁束モーター搭載の電動フラッグシップ

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メルセデスAMGは、5月20日に新型GT 4ドアクーペを公開する。同社はカモフラージュされたプロトタイプのティーザー画像を公開。テスト走行にはエンジニアに加え、メルセデスAMGペトロナスF1チームのドライバー、ドリアン・ピンが参加した。

ピンは2025年のF1アカデミーチャンピオンであり、同チームの開発ドライバーを務める。彼女のテストにはメルセデス・ベンツCEOのオラ・ケレニウスが同乗し、車両の設計思想を解説。動画は、プロのレーサーが新型AMGを認めるかどうかに焦点を当てている。

注目すべきはカモフラージュやティーザーそのものではなく、搭載されるテクノロジーだ。新型GT 4ドアクーペはAMG.EAプラットフォームを採用し、AMGとして初めて軸方向磁束モーターを搭載。従来のラジアルモーターより小型・軽量で、出力、バランス、ラップタイムの安定性に直結する。

mercedes-amg.com

テストはシミュレーターから始まり、実サーキットで敏捷性やハンドリング、高速域での持続性能を評価。大きな特徴はAMGレースエンジニアコントロールユニットで、ドライバーが車両の応答性やトラクションコントロールを即座に調整できる。

AMGは、電気自動車を単なるスペック上の速さだけでなく、高速域での直感的な操作を実現することを目指す。多くの高性能EVは加速に優れるが、真の課題は車重、ブレーキ、バッテリー温度、そしてラップごとの一貫性にある。

メルセデスAMGは出力や航続距離、価格をまだ公表していない。だが、その方向性は明らかだ。新型GT 4ドアクーペは、単なる0-100km/hの加速性能を超えた価値を求めるユーザーに向けた、AMGの電動フラッグシップとなる。