03:49 22-05-2026
2026年型トヨタランドクルーザー、IIHS安全試験で後席乗員保護に課題——総合評価はMarginal
2026年型トヨタランドクルーザーがIIHSの最新衝突試験で安全賞を逃しました。前席は前面衝突と側面衝突で最高評価のGoodを獲得していますが、後席乗員に頭部・胸部の負傷リスクがあり総合評価はMarginalに。後席ダミーは頭部が前席に接触し、ラップベルトがずれる問題もあり、トヨタの改良が期待されます。
2026年型トヨタ・ランドクルーザーは、IIHSの最新衝突試験で安全賞を獲得できなかった。ただし、小型オーバーラップ前面衝突試験と側面衝突試験では最高評価の「Good」を獲得している。
問題となったのは、更新された中程度オーバーラップ前面衝突試験である。この試験は約64km/hでの対向車同士の衝突を想定し、2022年からは後席乗員の保護性能も評価対象となっている。
この試験で、ランドクルーザーは総合評価「Marginal」を受けた。ボディ構造と安全骨格は無傷だったものの、ドライバーの脚と足首、後席乗員の頭部、首、胸部に高い負傷リスクが指摘された。また、後席ダミーの頭部が前席シートバックに接触しかけ、ラップベルトが骨盤から腹部にずれていた。
同様の結果は、トヨタ・ハイランダー、シエナ、4ランナー、レクサスRXなどでも確認されている。とはいえ、2026年モデルのトップSUVのひとつであるランドクルーザーは、全体的に安全な車両であることに変わりはない。IIHSの指摘は、トヨタが改良できる点を示していると言える。