Honda Trail Experience──TrailSportオーナーが望まなかったのに手放せなくなったアプリ
Honda Trail Experienceは「Apple App Store」で無料配信。最大6項目の車両データをCarPlay画面に直接表示する。
泥道への寄り道をリアルタイムのショーに変える——ホンダはそう決め、しかもTrailSportオーナー自身の手でそれを実現した。同社はApple App Storeで無料アプリ「Honda Trail Experience(HTX)」をリリース。2026年モデルのオフロード仕様Passport TrailSport、Pilot TrailSport、CR-V TrailSportに合わせて作り込まれている。
開発を主導したのはホンダのエンジニアだ——ただし一人ではない。オフロード愛好家と現役のTrailSportオーナーが、初日からプロセスに引きずり込まれた。同社によれば、1,500人を超えるPassport TrailSportのドライバーからのフィードバックが最終形を形づくった。アプリはApple CarPlay経由で車両と接続し、画面上に選択した最大6つのパラメーターを同時に映し出す。標高、ピッチとロール、ブレーキ踏力、アクセル開度、車速、エンジン温度、外気温、ステアリング切れ角、緯度と経度——誰もが目の前のトレイル用に自分なりの組み合わせを組む。
だが本当の決め手は動画記録だ。アプリはiPhoneのカメラとマイクで撮影し、映像にルートマップと車両テレメトリーを即座にオーバーレイする。録画は車のスクリーンから直接操作できる——つまりスマホはボンネットにクランプしても、外側に縛りつけても、コース脇の仲間に手渡してもいい。写真も?もちろん含まれている。