ピックアップのソーラーパネルは無料の距離に見えて、あえて一切増やさない
英国のD-Max EVは工場装着のソーラーパネルを得たが、駆動用バッテリーには一切触れない。本当の役目は12Vバッテリーを生かし続け、商用車が朝きちんと始動することだ。
ピックアップの荷台屋根にソーラーパネル — 無料の走行距離という夢のように聞こえるだろう。だが、ここに意外な逆転がある。いすゞが英国でD-Max EVにこのオプションを用意したのは、まさに航続距離とは無関係だからだ。パネルは工場で、車両が顧客に届く前に取り付けられる。その役目は駆動用バッテリーを補充することではなく、12ボルトのバッテリーを静かに健康に保つこと — 朝、商用車が始動を拒む最大の原因となる、まさにあのバッテリーだ。
技術はGenie Insightsが供給する。75 Wのパネルは荷台の屋根に取り付けられる。947 × 687 mm、厚さわずか3 mm、重さ2.5 kg。1トン超を積むピックアップにとって、これは秤がほとんど気づかない増加だ。しかしフリートは確かに気づく — 車両が長く停まり、補助機器に給電し、あるいは地点から地点への短い移動を繰り返す現場では。
中身はCIGS技術で、南国の太陽ではなく、ありふれた昼光のために設計されている。英国にとってこれは決定的だ。曇天と冬が効果をゼロにしてはならない。内蔵ダイオードにより、部分的な日陰でもパネルは働き続け、この技術はGenie Insightsによれば、実際の商用フリートですでに六度の冬を越している。展示会の試作品ではない — 働き者だ。
そしてこれらはすべて、美しいスライドからではなく、現場から生まれた。二年でGenie InsightsはNetwork Railの商用車およそ450台にソーラーシステムを装着した — 大半はバンだ。同社は英国の事業者へ合計でほぼ15,000セットを供給しており、顧客にはBritish GasやBT/Openreachが含まれる。いすゞの輸入元IM Groupとの試験の後、需要は大きく、システムは標準の工場オプションとなった。ちなみに英国製で、ECE R10認証を取得している。
D-Max EVにとって、これは的の中心を射抜く。いすゞの英国初の完全電動ピックアップは、個人のEV愛好家のためではなく、別のことを重んじる企業のために作られた。フリートへの容易な導入、信頼性、稼働停止の少なさ、そして予測できる補助電装だ。工場装着は第三者取り付けの頭痛を取り除く — 顧客が受け取るのは改造プロジェクトではなく、完成した車両だ。
そして意味は一台のピックアップより広い。電動商用車は大きな航続距離の数字だけで勝つのではない — その運命はむしろ、勤務中の故障リスクを減らす小さなことで決まる。75 WのパネルはD-Maxを自給自足の発電所には変えない。そのためのものでもない。フリートに必要なのは紙の上の華やかな距離の伸びではなく、単純な一つのこと — 朝、車両が始動してルートへ出ることだ。ここで支払われるのは、まさにそのためだ。