02:07 06-12-2025
第2世代リビアンR1S/R1TがUWBデジタルキーに正式対応 Apple/Google/SamsungウォレットとNFCもカバー
リビアンはソフトウェアアップデート「2025.46」を配信し、第2世代のR1SとR1Tでデジタルキーをフル対応させた。車両にはもともとUWBチップが積まれていたものの、これまではBluetoothベースのアプリ経由でしか機能していなかった。今回からはApple Wallet、Google Wallet、Samsung Walletにキーを格納でき、対応スマートウォッチでも使える。
UWB(超広帯域)は端末の位置を高精度に把握できるため、近づくだけで自動的に解錠が始まる。NFCにも対応しており、スマートフォンの電池が尽きても「Power Reserve」により最大5時間はドアを開けられる。デジタルキーの共有も可能で、1台につき最大8人まで割り当てられる。
なお、この機能は先代モデルのハードウェア制約により第2世代のみに限定される。並行して、リビアンはテスラのソリューションと並べて語られる領域で「Autonomy Platform Plus」を進めている。最新EVを見比べる購買層にとって、今回のアップデートは実用のツボを押さえた内容だ。最終的な選択を左右するのは、スペック表の数字と同じくらい日々の使いやすさだったりする。