またプリウス終了説、それでもトヨタは販売を止める気配がない
プリウス終了説が再燃する一方、トヨタは日本で改良を実施し、米国では2027年モデルを4グレードで継続する。
プリウスがまた、早すぎる終活をさせられている。トヨタを代表するハイブリッド車に生産終了の噂が再び浮上したが、公式の動きはむしろ逆だ。トヨタは2026年7月1日に日本でプリウスを改良し、7月16日には米国向け2027年モデルを発表した。消える準備をしているクルマに見えるだろうか。少なくとも今は違う。
米国の2027年型プリウスは引き続き正規ラインアップの一員で、LE、XLE、Nightshade、Limitedの4グレードを設定する。2.0リッターエンジンを組み合わせた第5世代ハイブリッドシステムは、前輪駆動車で194hp、四輪駆動車で196hpを発揮する。さらにトヨタはプリウス プラグインハイブリッドも継続し、220hpのシステム出力を維持している。
ただし、本当に変わったこともある。1990年代後半に登場した当時、プリウスはトヨタのハイブリッド革命を象徴する存在だった。ところが現在は、ガソリンと電気を組み合わせたパワートレインが同社の主力車種へ広く普及している。プリウスだけがハイブリッドの未来を証明する必要はもうない。だからこそ、これからどんな役割を担うのかが面白くなってきた。
次世代モデルにも同じくらい謎が残る。トヨタは電動化パワートレインとの組み合わせを前提とした1.5リッターおよび2.0リッターの新しい直列4気筒エンジンを実際に開発している。将来のプリウスに似合う土台にも見えるが、重要な「しかし」がある。トヨタは、これらのエンジンを6代目プリウスに搭載すると発表していない。
そのため、2026年9月時点で「プリウスの終焉」を語るのは明らかに早い。現行モデルは販売が続き、改良も受け、トヨタの公式ラインアップに残っている。むしろ気になるのはその先だ。6代目、専用の新エンジン、そしてプリウスという名称の廃止について、トヨタはいずれも正式発表していない。
以前には、2026年の改良後にトヨタがルーミーの価格を引き上げたことが報じられた。