Pavel Pavlov

買った後のボルボEX30が突然できることを増やした

無料OTAアップデートでボルボEX30に最大3 kWのV2L、Plug & Charge、新しいインターフェースが追加される。

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購入済みの電気自動車は、できることがハードウェアで決まっていると思うかもしれない。ところがボルボは、その常識を覆した。無料のソフトウェアアップデートによってEX30は巨大なポータブル電源へと変わり、Vehicle-to-Load(V2L)機能を使えば充電ポートから外部機器へ最大3 kW、16 Aで給電できる。

キャンプ先でコーヒーメーカーを使う? 停電中に冷蔵庫を動かす? コンセントのない場所で電動工具を使う? いずれも現実的な使い方になった。ただし、専用のボルボV2Lアダプターが必要で、これは別売りだ。駆動用バッテリーを使い切ってしまわないよう、EX30は充電残量が20%を下回ると外部給電を自動で停止する。

だが、本当の驚きは別にある。この新機能は新しく生産された車だけのものではない。ボルボは、すでに販売されたEX30にも「OTA」でソフトウェアを配信する。ただし、V2Lの利用可否は国と車両仕様によって異なる。対象はEMEA、APAC、ラテンアメリカのCCS2市場だ。米国、カナダ、メキシコ、韓国、台湾、日本のEX30ではV2Lは提供されない。

さらにPlug & Chargeも同時に加わる。対応する公共充電器ではケーブルを接続するだけで、車両が自動的に認証を行い、別のカードやアプリを使わずに充電を開始する。ただし条件はより厳しく、ボルボは欧州市場と2026年モデル以降のEX30を対象としている。

アップデートではインフォテインメントのインターフェースも大きく変わる。カスタマイズ可能なコンテキストバーが追加され、設定メニューも簡素化された。それでも、すでに購入済みのEX30を最も大きく変えるのはV2Lだ。販売時には存在しなかったかもしれない機能が、車そのものを買い替えることなく追加される。

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