エクストレイルが2人の寝室になり日産はさらに選択肢を増やした
エクストレイルのマルチベッドにG e-4ORCEベースを追加。大人2人が眠れるベッド、耐荷重150kg、CORDURA生地という実用性はそのままだ。
日産はエクストレイルをまたしても車輪付きの寝室に変えた。しかも今回は、マルチベッドがタフなROCK CREEKだけのものではなくなった。改良されたエクストレイル ROCK CREEK マルチベッドの日本価格は5,362,500円。発表自体はもっと早く、NMCは9月3日に変更内容を公表し、同日から販売を開始した。最大のポイントは、G e-4ORCEをベースにした上級マルチベッドが加わったことだ。
選択肢はここで一気に広がる。エクストレイルのマルチベッドはROCK CREEKだけでなく、G e-4ORCEベースでも注文できるようになった。メーカー希望小売価格は5,635,300円。どちらも5人乗りで、e-4ORCEの4WDとKR15DDTエンジンを採用する。
旅好きが本当に気になるのは2列目を倒してからだ。マルチベッドシステムを展開すると大人2人が眠れるスペースが現れ、許容荷重は150kg。ベッドマットには耐久性に優れたCORDURA生地を使い、前側の2分割部分は床下に収納できる。ラゲッジには水や泥に強い高縁タイプの専用ラバーマットも備わる。
では、SUVを寝床に変えるために日産はいくら上乗せするのか。通常のエクストレイル G e-4ORCEは4,950,000円で、同じベースのマルチベッドは685,300円高い。マルチベッド同士の価格差はさらに小さく、272,800円となる。
名称にはもう一つ注意点がある。日本のマルチベッドを、海外のエクストレイル ROCK CREEKと混同してはいけない。たとえばオーストラリアでは7人乗りのエクストレイル ROCK CREEKが販売されているが、純正ベッドは付かない。日本のマルチベッドはNMCが手がける別の5人乗り仕様で、すぐに使える就寝スペースとアウトドアの汚れに強いラゲッジこそが存在理由だ。