10人乗りハイエースがショーカーではなく高級レンタルの現場へ直行する
ジェイクラブのハイエース NOIRは、10人乗り、18インチホイール、室内高150cmを武器に、EL RENTAL CARの高級レンタル車として実戦投入される。
トヨタ・ハイエース NOIRを普通のディーラー価格表で探しても見つからない — そこが最大のポイントだ。日本のジェイクラブは、この仕様をプレミアムサービスのEL RENTAL CAR専用として仕立てた。予約受付は9月24日、東京で開催されるツーリズムEXPOジャパン2026で開始され、同時に車両も初公開される。
NOIRのベースは、日本向けに改良された通称タイプ9のハイエースだ。トヨタはこの改良を1月13日に正式発表し、刷新されたバン、ワゴン、コミューターは2月2日に販売を開始した。大きな変更点の一つが、レーダークルーズコントロールを含む、より進化したトヨタ・セーフティ・センスの採用だ。
しかし、ジェイクラブの手はそこで止まらない。NOIRにはブラックマイカのボディカラー、フロントスプリッター、専用リアバンパー、LEDランプ、オリジナル18インチホイールを装着。室内は10人乗りを維持し、コントラストの効いたシートカバー、テーブル、さらに前席側と後方2か所にUSBポートを備える。室内高は堂々の150cmに達する。
そして、ここからが本当に面白い。今回のハイエースは、派手な展示用キャンピングカーやショーカーのベースではない。EL RENTAL CARはNOIRを実際のレンタル車両として自社フリートに投入し、旅行会社向けには月単位の契約も用意する計画だ。つまり、写真撮影のためにステージへ置かれるのではなく、最初から商用の現場で働く。
残る最大の疑問は、この贅沢にいくら払うことになるのかという点だ。ジェイクラブはNOIRのレンタル料金、予約期間の制限、月契約の料金をまだ明らかにしていない。その数字こそが、高級仕様のハイエースが一般的なミニバスレンタルから価格面でどこまで離れるのかを示すことになる。