25,000ドル級の2台がクライスラーを再び身近な存在にするか
クライスラーが手頃な価格帯への復帰を狙う。アローとアロー クロスは約25,000ドルを目標とする可能性があるが、最終価格や主要諸元はまだ未発表だ。
クライスラーが、多くの購入者が待ち望んでいた一手を準備している。再び手の届きやすいブランドを目指すのだ。今後登場するアローとアロー クロスは、米国市場で約25,000ドルの価格を狙う可能性がある。ただし重要な注意点がある。現時点では正式な価格ではなく、あくまで開発計画上の目標だ。
ステランティスは、パシフィカより下に位置する3車種の新型クロスオーバー投入計画をすでに正式発表している。小型側の2車種は近縁モデルとなり、実績のある共通の欧州系基盤を使う予定だ。狙いは明快で、米国ブランドの手頃な選択肢が少ない25,000ドルから35,000ドルの価格帯へクライスラーを戻すことにある。米国メディアによれば、アローとアロー クロスは約25,000ドルから始まる可能性がある。
公式の商品プレゼンテーションでは、すでにクライスラー アローとアロー クロスの名称が示されている。米国メディアによると、一方は後部を傾斜させたよりダイナミックなシルエットとなり、もう一方は従来型クロスオーバーらしいプロポーションを保つ見込みだ。また両車は、ステランティスの共通グローバルアーキテクチャを使うフィアット グリズリー ファストバックとグリズリーとの関連も指摘されている。
クライスラーにとって、これは単なる車種追加ではない。近年のラインアップは実質的にパシフィカ系に大きく依存してきたが、ステランティスの新戦略は2030年までにその状況を大きく変えることを目指している。アローとアロー クロスは将来のラインアップの下側を担い、40,000ドルを超える新車を高すぎると感じる購入者を呼び戻そうとしている。
最大の謎はまだ残っている。クライスラーはアローとアロー クロスの詳細な諸元、パワートレイン、発売時期、最終価格を明らかにしていない。したがって約25,000ドルという数字は依然として計画上の目標にすぎず、量産車の登場までに変わる可能性がある。