11:21 15-12-2025

2025年版 EVクロスオーバー/SUVベスト10:航続距離・充電・安全性の長所と弱点

1. 2023 Nissan Ariya

信頼感のある日本製電動クロスオーバーは、約205〜304マイル(およそ330〜490km)の実用的な航続距離で際立つ。加速も得意分野で、力強いモーターと自信のある走りが日常の移動を軽やかにし、総じて扱いやすさが魅力だ。

2. 2025 Lexus RZ

プレミアムなクロスオーバーは、車両の応答性を高めるステア・バイ・ワイヤなど先端技術を頼もしく備える。一方で、航続距離の控えめさと充電の遅さには批判が集まり、洗練されたハードウェアのわりに長距離計画はやや窮屈に感じられるのが惜しい。

3. 2024 Hyundai Ioniq 5

高い安全評価と俊敏な充電性能が多くの称賛を集める。反面、Apple CarPlayとAndroid Autoに非対応なのは多くのオーナーにとって意外で、スマートフォン中心の生活では日常の満足度を下げかねないのが難点だ。

4. 2025 Audi Q4 e-tron

ドイツのコンパクトなプレミアムEVは、安心の信頼性と充実した快適装備が魅力。ただし、激しい衝突時のボディ部品強度に弱点が指摘され、総合的な安全評価を押し下げているのは残念だ。全体の仕上がりが洗練されているだけに、その一点が目立ってしまう。

5. 2023 Genesis GV60

Consumer Reportsで高評価を獲得し、上質なキャビンと高い快適性で支持を集める。一部のオーナーからは素材品質の一貫性や、期待していた装備が見当たらないとの声もあり、強い魅力にわずかな陰りを添える。

6. 2025 Mini Countryman

コンパクトでスタイリッシュ、個性あふれる英国製電動クロスオーバーは、存在感で抜きんでる。とはいえ、航続距離の短さと充電に時間がかかる点は、忙しい日常では導入のハードルになりやすい。

7. 2022 Ford Mustang Mach-E

このアメリカ製電動SUVは、その年のクラス最優秀に選ばれた実績を持つ。航続距離、練られたデザイン、そして価格面の魅力を高い水準で両立し、いまも通用する総合力で存在感を保っている。

8. 2025 Kia EV9

余裕あるスペース、巧みな室内パッケージング、そして長い航続距離で、韓国勢らしい魅力を放つ。内装素材の質感には一部で疑問の声があるものの、信頼性に関するユーザーフィードバックは概ね良好で、ファミリー層に刺さるポイントがそろう。

9. 2023 Tesla Model Y

革新的なソリューションと高いビルドクオリティで、愛好家の支持を集め続ける。耐久性、強固な受動安全性、先進的な自動運転機能でベストリストの常連だ。一方で、ステアリング機構の異音やキャビンの組み付けに関する指摘もあり、仕立ての磨き込みが依然として重要であることを思い起こさせる。

10. 2024 BMW iX

際立つ航続、力強いパワー、迅速な充電性能を備えるドイツ製ラグジュアリーEV。価格はプレミアムだが、優れた技術力と高い乗員快適性がそれを十分に補い、上質さを最優先する人には納得の一台に映る。