20:20 17-12-2025
Xpengが100万台を突破:X9で節目、VWとの技術提携と欧州拡大、800V対応のG6/G9・P7+戦略
Xpengは通算100万台目の車両を完成させ、その節目を広州工場で組み立てた電動ミニバン「X9」で飾った。2014年創業の同社はここ2年で一気にスピードを上げ、後半の50万台はわずか14カ月でラインオフ。若い自動車メーカーとして異例のペースで7桁に到達し、生産マシンの成熟をはっきり印象づける。
現在、Xpengは中国に3つの工場を持ち、60カ国でプレゼンスを築く。今年のEV販売は40万台を超える可能性がある。欧州ではドイツを含む25市場で活動し、ディーラーネットワークがまだ限られる中でも着実に足場を広げている。慎重な展開でも勢いが鈍らない事実は、需要とブランド認知の強さを雄弁に示している。
転機となったのがフォルクスワーゲンとの技術協業だ。同社はXpengの5%を保有し、VLA 2.0というAIプラットフォームの初の外部顧客となった。実世界の走行シナリオ約1億件で鍛えられたこのシステムは、車両だけでなくロボティクスや自律ソリューションでの活用を想定する。この提携は、Xpengのソフトウェア面の腕前が自社モデルの枠を超えて評価されていることの表現と受け止められる。
欧州で現在提供しているのはG6とG9。いずれも800ボルトアーキテクチャを採用し、最大525kWの急速充電に対応する。2026年には、ブランドの新車戦略の一環としてセダン「P7+」が加わる予定だ。高電圧技術とその充電性能の組み合わせはスペックの訴求力を前面に押し出し、新しいセダンの投入でラインアップに実用的な広がりが生まれそうだ。