08:17 19-12-2025
10月の欧州新車市場は4.8%増、EVとPHEVが牽引。シュコダ・エルロックが月間EV首位、テスラ・モデルYは年初来トップ
10月の欧州新車市場は前年同月比4.8%増。伸びを牽引したのは電気自動車とプラグインハイブリッドだ。Jato DynamicsのデータをTarantas Newsが精査したところ、28市場合計の乗用車新規登録は1,088,275台。純電気自動車は33%増の224,351台に達し、市場の20.6%を占めた。数字は、この勢いが確かな地盤を得つつあることを物語る。
プラグインハイブリッドの伸びはさらに鋭く、41%増の117,240台でシェアは10.8%。対照的に、内燃機関車は348,794台へと後退し、17%減でシェアは32.1%に縮小した。給油よりも充電へ——市場の軸足が移る様子がくっきり見えてきた。
10月の主役はシュコダ・エルロック。新規登録11,441台で、月間の欧州で最も売れた電気自動車になった。続いたのはルノー5で9,539台。年初来で見ると、純電気の首位は変わらずテスラ・モデルY。登録は約115,000台で先頭を走り、エルロックはすでに約71,000台に迫る。2025年春に市場投入されたモデルとしては、極めて小気味よいペースだ。数字は、買い手のツボを押さえた作りと、序盤からリズムの合った展開を示唆している。
中国ブランドのBYDも存在感を放つ。前年同月比で最も大きなシェア上昇を記録し、約102,000台の登録増に支えられて1.3%まで伸ばした。ブランド別の総合トップ10入りはまだ果たしていないが、この軌跡は伝統勢が注意深く見守るに値する。