15:01 19-12-2025

フォード、眩光を抑える新システムを特許出願 視線・太陽位置を解析しシートやサンバイザーを自動制御

フォード・モーターは、運転時の眩しさを抑える新しいシステムについて特許を出願した。将来の同社車両での搭載を視野に入れた技術だ。

このシステムは、外光の状況と運転者の視線に対する太陽の位置を常時把握し、前方視界を損なうほど明るさが高まったと判断した時点で、眩光を抑える制御を起動する。

対応は複数のアクションを組み合わせて行われる。まず運転席が自動でわずかに動き、最も強い光束からドライバーの目を外して、くらまされるリスクを減らす。

さらに、サンバイザーやウィンドウシェードなどの車内装備が動的に位置を変え、直射日光の侵入を遮る。

即時の介入が求められる局面では、照度の変化に順応しやすい最適な範囲まで、車速を一時的に引き下げることも想定されている。

それでも十分でない場合は、日差しの強いエリアを避けられるよう、車線変更を推奨する。

狙いは、強い日射が運転にもたらす危険を抑え、快適性と安全性を底上げすること。発想は日常の使い勝手に根ざしており、シートやサンバイザーが自動で動くサポートはごく自然に受け入れられそうだ。一方で、速度や走行ラインに関わる調整は、ドライバーの違和感を招かないよう精密なチューニングが欠かせない。実走で遅れを感じさせない制御でこそ、頼もしさが際立つはずだ。