19:16 31-12-2025
冬のスウェーデンで次世代BMW X5をスクープ:ノイエ・クラッセ風デザインと内燃/EV併存の行方
冬のスウェーデンがまたしても次期モデルの試験場となり、今回は次世代BMW X5のプロトタイプがカメラに収められた。掲載された写真からは、クロスオーバーがノイエ・クラッセ風の装いを試している様子がうかがえる。フロントはiX3を思わせ、グリルは明らかに低くてワイド。近年の過度な大型化から距離を置く方向だ。ヘッドライトのシグネチャーも変わり、馴染みの丸いモチーフを離れて、筆致のようにシャープなグラフィックへ。よりクリーンで水平基調の顔つきは、X5の立ち姿をすっきり見せ、全体のバランスが整った印象だ。
興味深いのは、映り込んだディテールから、この個体がガソリン仕様に見えること。ナンバープレート上部に追加の開口部があり、ラジエーターに空気を送るためのものと思われる。通常、EVにここまでの吸気は不要だ。リアに回ってもBMWは手の内を隠す。排気口は見えないが、マフラーは確認できるため、純EVではないと受け取れる。その一方で、テールランプはiX3の“ホッケー・スティック”から離れ、眉を描くようなラインへ移行する気配。ディテールをあえてぼかしつつも、目指すキャラクターは伝わってくる。
もう一つの注目点は、X5の代名詞ともいえる上下分割式のテールゲートが残るかどうかだ。テールに走る継ぎ目は期待を抱かせるものの、確証はまだない。事前情報では、電動のiX5を複数そろえ、ガソリン、ディーゼル、プラグインハイブリッドまで幅広く展開される見込み。公開は2026年後半と予測されており、移行期の選択肢としても説得力のあるパッケージになりそうだ。