ジープ ラングラーとグランドチェロキー4xe、高電圧バッテリー発火の恐れで32万台リコール
2025年末、ステランティスがジープ ラングラーとグランドチェロキー4xe計32万台を高電圧バッテリー発火リスクでリコール(キャンペーン68C)。BCUソフト更新や駆動用電池交換を無償実施、作業は数時間で代車提供。対応手順と背景も解説。更新後は短い試運転を実施。電動化の複雑さとメーカー支援の重要性も指摘。
2025年末、ステランティスはハイブリッド仕様のジープ・ラングラーとグランドチェロキー4xeを対象に、32万台超の大規模リコールを発表した。問題の焦点は高電圧バッテリーで、特定の条件下では発火の恐れがあるという。社内ではキャンペーン番号68Cとして扱われている。
サービスプログラムでは、整備士が車両を充電器に接続し、バッテリーコントロールユニットのソフトウェアを更新する。作業は数時間を要し、終了後に短い試運転を行う。ケースによってはソフト更新だけでは解決せず、駆動用バッテリーの総交換が必要になることもある。いずれも安全対策の一環として無償で実施され、修理のあいだは代車が提供される。
このリコールはブランドの屋台骨をなすモデルに及び、ハイブリッドパワートレーンを備えた2026年の上級SUVが抱えるハードルをあらためて浮き彫りにした。看板級のオフローダーであっても電動化の複雑さは避けて通れず、堅牢なハードウェアに加え、タイムリーなメーカー支援が同等に重要になるという現実を思い出させる。