10:51 06-01-2026

GM、フリント・アセンブリー工場の稼働停止を2026年1月26日まで延長

GMはミシガン州のフリント・アセンブリー工場の稼働停止を2026年1月26日まで継続すると発表した。中断は2025年12月24日の休暇前に始まっており、そのまま延長されるかたちだ。同工場はシボレー・シルバラードHDとGMC・シエラHDを生産しており、同社でも利益の厚いヘビーデューティー級ピックアップの領域に直結する。それだけに、GMの説明が「予定された保守とプロジェクト作業」と控えめな表現にとどまり、規模や到達点を明かしていないのは印象的だ。賭け金の高いセグメントでの静かなメッセージは、かえって存在感を放つ。

街と地域にとっても影響は小さくない。同工場にはUAWに代表される従業員がおよそ5,000人在籍し、短期の停止でも地元の小規模事業から各種サービスまで波紋が広がる。組合筋によれば、一時的なレイオフの対象となる従業員はダウンタイム中も賃金や福利厚生の受給資格を維持し、会社は支援に必要な手続きを行う見通しだとしている。

なぜ今なのかは明かされていない。業界関係者の見立てでは、今回のプロジェクト作業は将来の変更に備えるための準備、すなわち生産ラインのアップグレードや、製品・パワートレイン更新に向けた調整と結びつく。自動車メーカーは、ラインを動かしながらでは手を付けられない作業を年末年始の長い休暇にまとめて進めるのが通例で、今回のスケジュールもそのやり方に合致する。利益の大きい車種を抱える拠点だけに、止めるなら狙いを定めて一気にやり切るという含みも感じられる。