23:13 09-01-2026
ブリュッセル・モーターショー2026で公開、KIA EV3 GTの性能と装備を詳説
KIAは2026年のブリュッセル・モーターショーに、コンパクト電動クロスオーバーの最もアグレッシブな仕様「EV3 GT」を持ち込んだ。約300馬力の出力と四輪駆動、手を入れたシャシーを組み合わせ、都市型EVの中でも一段上の領域へ踏み込んでいる。
デザインとシャシーのチューニング
GTは、LEDの発光シグネチャーや20インチホイール、動きを強調するアクセントで存在感を主張する。シャシーは高速域でのコントロール性と安定性を高める方向に再チューニング。通勤をそつなくこなすだけでは物足りない人に向けた、走り重視のパッケージに仕上がっていると感じる。
インテリアと装備
キャビンにはスポーツシートや新デザインのステアリング、デジタルコックピットを採用。ヘッドアップディスプレイやキーによるリモートパーキング、Harman/Kardonオーディオに加え、ブラインドスポットモニタリング、標識認識、サラウンドビューカメラ、アダプティブクルーズコントロール、ドライバー疲労予防システムといった運転支援もひと通りそろう。日常の使い勝手と信頼できるサポートのバランスが取れている。
パワートレインと走行性能
パワートレインの目玉は、81.4kWhのバッテリーと組み合わせたデュアルモーター。前モーターが197馬力、後ろが95馬力で、システム総出力は292馬力となる。四輪駆動により0-100km/h加速は5.7秒。充電は10〜80%まで31分で、V2Lに対応し、ACは最大22kWに対応する。スペック上の加速は、コンパクトEVとして必要十分以上だという印象だ。
市場見通し
生産開始は2026年第2四半期を予定。価格は未公表だが、5万ユーロを超え、EV3の最上位仕様より上に位置づけられる見込みだ。通常ラインアップの枠を明確に越える立ち位置になる。
結論
EV3 GTの登場で、このモデルはコンパクトでありながら走りに躍動感を求める層にも響く存在になった。動力性能と装備、スポーティな味付けが相まって、EV3をクラス内で一段引き上げている。