01:26 10-01-2026
Changan×CATL×Huaweiが手がけるAvatr 12、LiDAR刷新とパワートレイン拡大で進化
Changan、CATL、Huaweiと共同開発されたクーペクロスオーバー、Avatr 12の改良版が公開された。現在は中国工業情報化部(MIIT)の認証手続き中で、市場投入に向けてパワートレインの選択肢を広げ、LiDARを刷新し、空力も磨き上げている。中国のプレミアム“インテリジェントEV”領域において、技術の積み上げで勝負する一台として存在感を強めた印象だ。
デザインの見直しとHuawei製LiDAR
Avatr 12はおなじみのシルエットを保ちながら、センサー群が主役に据えられた。主要LiDARはルーフへ移され、さらに2基を前フェンダー内に配置。半埋め込み式ドアハンドルや20/21インチの新デザインホイールも加わり、立ち姿に新鮮味が生まれている。リアはドラマティックなクローズド風の表情を継承し、そこに可動式リアスポイラーが組み合わさった。機能を前に出す演出だが、視覚的なメッセージも明確だ。
パワートレインの陣容拡大
ラインナップはEREVと2種類のBEVへと拡張された。
- EREVは、1.5Tの発電ユニットに各200 kWのリア電動モーター2基、52 kWhのLFPバッテリーを組み合わせ、WLTCで261 kmを謳う。
- デュアルモーターBEVは、各リアモーターが251 kWを発生する。
- 最上位の三モーターAWDは、フロントに210 kW、リアに各251 kWのモーターを搭載。総出力は712 kW(955 hp)に達し、同クラスでも屈指のスペックだ。
スペック表だけでも、パフォーマンスと電動化技術の見せ場をしっかり作ってきたことが伝わってくる。
市場での立ち位置
予想価格は30万〜32万元。プレミアム帯に位置づけられ、インテリジェントドライビングと高性能を武器に、Nio、Aito、Zeekrと真正面から競う構図になる。
総括
今回のアップデートは、中国のプレミアムEVが進む速度をそのまま映すものだ。出力は上がり、センサーは増え、クルマ自体がより知的になる。HuaweiとCATLの技術を映すショーケースとしての側面も強く、Avatr 12のハイテク路線を一段と確かなものにしている。