15:57 11-01-2026
サイバートラックの防弾ガラスは本当に効く?実射テストと注意点
サイバートラックの「防弾」ウィンドウをめぐる騒動に、新しい一幕が加わった。テスラのオーナー有志がついにピックアップのガラスを実射で試すことにしたのだ——ただし、重要な前提つきで。
実際に撃たれたのは何か
今回の検証で使われたのは、テスラの標準ガラスではなく、サイバートラック向けに設計されたサードパーティ製のArmored CyberGlass。工場出荷時のサイドウィンドウを外し、拳銃弾の阻止を想定したNIJ認証の強化パネルに置き換えている。
テストの経過
射場では、9mm拳銃からライフル、さらには.50 BMGまで幅広い銃器で試射。ガラスは蜘蛛の巣状のひびとクレーターを生じたが、破断はせず、フレーム内に収まり続けた。決定的だったのは、その後も窓が下がり、また上がったことだ。2019年のステージデモでテスラのArmor Glassが派手に砕けた場面とは対照的で、実用面で効いてくるのは見せ場よりも「動き続ける」ことだと感じさせる。
主張の射程
映像映えする結果に見える一方で、これで全てのサイバートラックが防弾になるわけではない。テスラの量産ウィンドウには弾道性能の格付けはなく、実際の防護を得るには高価なアップグレードが不可欠で、費用は数万ドル規模に達する。要は、驚くほどの耐性は示したものの、それを支えているのは純正ではなくアフターマーケットのキットという点だ。