ウラド・コマロフ

サイバートラックの防弾ガラスは本当に効く?実射テストと注意点

テスラのサイバートラックで、サードパーティ製Armored CyberGlassを用いた実射テストを検証。9mmから.50 BMGまで被弾しても破断せず昇降も維持。ただし純正窓は防弾ではなく、NIJ認証の装甲ガラスは高価で費用は数万ドルに。ライフル弾でもフレーム内に留まり、動作を維持。純正との差と導入コストも解説。

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サイバートラックの「防弾」ウィンドウをめぐる騒動に、新しい一幕が加わった。テスラのオーナー有志がついにピックアップのガラスを実射で試すことにしたのだ——ただし、重要な前提つきで。

実際に撃たれたのは何か

今回の検証で使われたのは、テスラの標準ガラスではなく、サイバートラック向けに設計されたサードパーティ製のArmored CyberGlass。工場出荷時のサイドウィンドウを外し、拳銃弾の阻止を想定したNIJ認証の強化パネルに置き換えている。

テストの経過

射場では、9mm拳銃からライフル、さらには.50 BMGまで幅広い銃器で試射。ガラスは蜘蛛の巣状のひびとクレーターを生じたが、破断はせず、フレーム内に収まり続けた。決定的だったのは、その後も窓が下がり、また上がったことだ。2019年のステージデモでテスラのArmor Glassが派手に砕けた場面とは対照的で、実用面で効いてくるのは見せ場よりも「動き続ける」ことだと感じさせる。

主張の射程

映像映えする結果に見える一方で、これで全てのサイバートラックが防弾になるわけではない。テスラの量産ウィンドウには弾道性能の格付けはなく、実際の防護を得るには高価なアップグレードが不可欠で、費用は数万ドル規模に達する。要は、驚くほどの耐性は示したものの、それを支えているのは純正ではなくアフターマーケットのキットという点だ。

Скриншот Youtube