17:26 13-01-2026

GMが非空気式ホイールの特許を出願、EV都市型に向け軽量化とモーター・ブレーキ内蔵を提案

ゼネラル・モーターズ(GM)がエアレスタイプのホイールに関する特許を出願した。米国特許商標庁に提出された文書は「US 12.508.841 B2」。出願日は2023年3月29日、公開日は2025年12月30日と記されている。発明者として名を連ねるのは、ミシガンのエンジニア、ウィリアム・デービッド・ロビンソン三世だ。

内容は、密閉リムと空気入りタイヤを廃した非空気式ホイールの設計。代わりに、内周リングと外周リングを、棒状または梁状の支持部材で3~8本つないで成り立たせるというものだ。この構成により空気圧に頼らずに済み、従来型に比べてホイールの質量を抑えられるとする。

注目すべきは、電動モーターや制動機構をホイール内に直接組み込める可能性が示されている点だ。内周リングの中心には、モーターの一部を収められるサイズの開口部が設けられる想定で、パワートレーンのパッケージングをよりシンプルかつモジュール化しやすくする方向性がうかがえる。

この開発が狙うのは都市型の電気自動車。限られたスペースでの収まりの良さ、軽量化、そしてタイヤ整備の煩雑さを避けられることが重視される領域だ。もっとも現時点では出願段階にとどまり、GMは導入時期について一切明らかにしていない。机上の検討という前提ではあるが、軽いハードウエアでコンポーネントの配置をすっきりまとめられるこのアプローチは、街乗りEVとの相性が良さそうだ。